プロ野球をめぐるオンラインカジノの問題で、埼玉県警が埼玉西武ライオンズの選手ら5人を書類送検したことがわかった。
埼玉県警が賭博の疑いで19日に書類送検したのは、埼玉西武ライオンズの外崎修汰選手（32）、柘植世那選手（28）、長谷川信哉選手（23）、児玉亮涼選手（26）4人と男性職員1人の計5人。
埼玉西武ライオンズでは、これまでに球団などの調査に対しオンラインカジノを利用したと自己申告した選手らのうち、埼玉県警が外崎選手ら5人に任意で事情を聞くなどして捜査を続けてきた。
埼玉県警がその捜査の過程で選手らのスマートフォンの捜査などを行った結果、外崎選手ら5人についてオンラインカジノ賭博をした疑いが強まり、今回の書類送検に至ったという。
プロ野球界では、はじめに名前が挙がったオリックス・山岡泰輔投手が一定期間の活動自粛となった一方、巨人のオコエ瑠偉選手、増田大輝選手は書類送検された後も特段目立った処分などは受けていない。
今回、西武の4選手はどのような対応をとられるのか注目が集まる。
（文／千川ちひろ）