
6日、阪神甲子園球場で行われた阪神対オリックスの関西ダービーは、延長戦の末に阪神が1-0でサヨナラ勝利を収めた。
阪神は2連勝でセ・リーグ首位を盤石のものとするとともに、交流戦でもソフトバンク、DeNAと並んで首位タイに立った。
9回表、オリックスの攻撃。投手強襲のヒットを打った廣岡大志は、次打者・西川龍馬の二塁ゴロのときに、併殺を防ごうとしたのか現在のルールでは禁止されている、相手守備の選手の足元へのスライディングを実施。
これで接触した阪神・小幡竜平はバランスを崩し一塁への転送を完了できなかった。
その後、リプレー検証が行われ、廣岡の走塁に「ボナファイド・スライド・ルール」が適用。打者走者の西川もアウトとなった。
この場面について、阪神とオリックス、両球団でプレーした糸井嘉男さんは自身のSNSで「なんやそのスライディングは!」と激怒した様子で批判の声を上げた。(その後、糸井さんは当該投稿を削除している)
(文/牛島光彦)