
6日、阪神甲子園球場で行われた阪神対オリックスの関西ダービーは、延長戦の末に阪神が1-0でサヨナラ勝利を収めた。
阪神は2連勝でセ・リーグ首位を盤石のものとするとともに、交流戦でもソフトバンク、DeNAと並んで首位タイに立った。
9回表、オリックスの攻撃。先頭の廣岡大志の放った強烈なライナーが、この回からマウンドに上がった阪神・石井大智の側頭部と後頭部の間あたりに直撃。
石井は倒れてうずくまったまま立ち上がることができず、すぐに担架が用意され、頭部を固定された状態でベンチへと下がり、そのまま病院へ救急車で運ばれた。
この場面、阪神はもちろんのことオリックスの選手、ファンもそのほとんどが、石井の様子を心配そうに見つめていたのだが、オリックスの山田修義はベンチの真ん中あたりで立ち上がり、なぜか満面の笑みを浮かべてその様子を眺めていた。
その瞬間が中継カメラに大写しになっていたこともあり、阪神ファンを中心に山田に対する批判の声が殺到している。
(文/牛島光彦)