
昨年12月19日発売の「女性セブン」(小学館)報道から始まった、中居正広さんによる性暴力問題。
このところは、第三者委員会の認定をめぐり、中居さんサイドの反論や抵抗が続いているが、6月4日の「週刊文春 電子版」(文藝春秋)では、中居さんが自身の犯した性暴力の深刻さをしっかりと自認していたことが窺える新事実が明かされた。
中居さんは元フジテレビアナウンサーの女性との間で示談者を交わしており、そのこと自体はすでに明らかになっていた。
今回、新たに文春が報じたのは、示談書の中に「今後、被害女性は中居氏に刑事罰を求めない」旨の文言が記載されていたということだ。
橋下徹さんの“失恋事案”発言により、まるで中居さんと女性とのトラブルもこれに該当するかのように誤認し、これをもとに中居さんを擁護し、女性を誹謗中傷する声が無数にネットに跋扈しているが、中居さんは自らの起こしたトラブルが恋愛のもつれによるものではなく、刑事罰に該当する性暴力と自認している可能性が高いことに留意すべきだろう。
(文/野村翔太)