
安定した高い回収率を誇るナーツゴンニャー中井さん、ナーツさんの同級生で借金まみれの本命党予想家・イルマーマニー松浦さん。
この2人による競馬予想やギャンブル関連の動画で人気を博してきた、競馬YouTubeチャンネル『ウマキんグ』。
そんな『ウマキんグ』、そしてナーツさんの回収率が「捏造」されたものではないかと、SNSでプチ炎上案件となっている。
問題の動画は、29日までに同チャンネルにアップされた《【本気】今まで隠していた"競馬予想の全て"を教えます。》と題された動画。
JRA-VANが提供する競馬ソフト「TARGET」を有効活用する方法を、ナーツさんが指南する動画なのだが、5月3日の東京3Rの購入馬券が
1着 12
2着 5.7
3着 1.2.5.7.9.10.11.12.13.14
上記 3連単フォーメーション(16点)のPAT購入画面が最初に表示されながら、途中から下記 3連単フォーメーション(16点)のPAT購入画面にすり替わっていた。
1着 12
2着 13.14
3着 1.2.5.7.9.10.11.12.13.14
動画は、16点しか購入していないテイで編集されているのだが、「実際には少なくとも倍の32点購入していたのだろう」との見方が広まっている。
(※PAT購入画面が2パターン表示された当初動画はすでに削除されており、29日中に1パターンしか表示されない動画に再編集されたものが同名タイトルで現在はアップされている)
少ない点数で、効率よく万馬券を獲得し、安定して高い回収率を誇る。というのが、『ウマキんグ』およびナーツさんの売りだったのだが、今回の一件によりそのセールスポイントにも大きな疑問符がついてしまった。
競馬予想の世界では、しばしば馬券や的中実績の捏造が指摘されている。『ウマキんグ』も、それらと同じジャンルにカテゴライズされてしまうのか、この件に関し、今後『ウマキんグ』がどのような動きを見せるのか注目が集まる。
(文/豊田武志)