
開幕カードでは、敵地のみずほPayPayドームで、昨年のパ・リーグ王者ソフトバンクを相手に3連勝。
最高のスタートを切ったはずのロッテだったが、気付けば17勝28敗の借金11。5位の楽天からも3.5ゲーム差をつけられ、首位日本ハムとは8.5ゲーム差。優勝争いから早々に脱落寸前となっている。
そんなロッテに、6月3日から始まる交流戦を前にした監督の交代劇が起こるのではないかと、29日の「週刊文春 電子版」(文藝春秋)が伝えている。
なんでも、吉井理人監督本人が、親しい関係者に「もう辞めたい」と辞意を漏らしており、球団内の“生え抜き”派閥がサブロー2軍監督の昇格人事を推し進めているのだという。
4年前に掲げられた「2025年までに常勝軍団となる」という球団目標の多くの時間を担当してきた吉井監督が、目標未達の責任をとらされるXデーが迫っているようだ。
(文/潮崎達至)