楽天・浅村栄斗の連続試合出場ストップとオンラインカジノ疑惑の因果関係 | The Audience
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楽天・浅村栄斗の連続試合出場ストップとオンラインカジノ疑惑の因果関係

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浅村栄斗

 プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの主砲、浅村栄斗内野手(34)の連続試合出場が5月20日の埼玉西武戦で突如途絶え、ファンの間で大きな話題となっている。

 この試合で浅村はスタメンを外れ、NPB通算2000安打まであと2本という節目を目前にしたタイミングでの唐突な出来事に、野球以外の要因を疑う声が広がっている。
 
 特に、最近報じられたオンラインカジノへの関与疑惑が、ファンの間で確信に変わりつつある。

 浅村は長年にわたり安定した活躍を見せ、連続試合出場記録を積み重ねてきた。しかし、20日の試合でスタメンから外れ、記録がストップ。このタイミングでのスタメン外は異例とされ、ファンの間では「なぜ今?」との疑問が噴出している。
 
 浅村は直近3試合で連続無安打と不調が続いており、一部では単純にチームの判断による休養の可能性も指摘されているが、具体的な理由は公表されていない。

 疑惑の発端は、今年2月に『文春オンライン』(文藝春秋)が報じた記事だ。
 
 同記事では、東京五輪に選出された「バリバリのレギュラー選手」がオンラインカジノに関与しているとされ、具体的な名前は明かされなかったものの、条件に合致する選手として浅村の名前が一部メディアやSNSで浮上した。

 さらに、5月8日に巨人所属のオコエ瑠偉選手がオンラインカジノでの賭博容疑で書類送検された事件が火種となり、状況は一層注目を集めることに。
 
 オコエは取り調べで「楽天時代に喫煙所で先輩がオンラインカジノをやっているのを見て始めた」と証言し、その先輩として浅村の名前が週刊文春で報じられた。
 
 楽天球団は疑惑に対し、「刑事事件に関することであり、コメントは差し控える」と回答し、明確な否定を避けている。この姿勢が、ファンの間でさらなる憶測を呼んでいる。
 
 SNSでは、「オコエの証言で浅村の関与がほぼ確定では」「2000安打目前でのスタメン落ちは疑惑の影響?」といった投稿が相次ぎ、疑惑が確信に変わる流れが見られる。

 浅村の不調やスタメン落ちがオンラインカジノ疑惑と結びつけられる中、ファンからは失望や擁護の声が交錯している。
 
 一部では「教えただけで関与していない可能性もある」「2000安打のプレッシャーによる不調では」と擁護する意見もあるが、疑惑を裏付けるような報道が続くことで批判的な声が強まっている。
 
 特に、オコエと浅村が楽天時代に親しい関係だったことが知られており、このことが疑惑の信憑性を高めているとされる。

 NPBはオンラインカジノ問題に対し、自主申告を求める方針を打ち出し、8球団16選手が利用を申告、総額1020万円の制裁金を科す対応を取ったが、選手名は公表されていない。浅村がこの中に含まれるかは不明だが、疑惑が晴れない限り、ファンの信頼やチームの士気への影響は避けられないだろう。
 
 浅村は現在、NPB通算2000安打まであと2本と迫っており、達成すれば大阪桐蔭出身選手として初の名球会入りとなる。しかし、疑惑の影響で精神的な負担が増している可能性も指摘されており、残り2本の安打がいつ達成されるのか、注目が集まる。SNSでは「2000本達成後に文春がさらなる報道を出すのでは」との憶測も飛び交っている。

 楽天球団、浅村本人、そしてNPBからの公式な発表がない中、疑惑は依然として推測の域を出ない。
 
 しかし、不可解なタイミングでの連続試合出場の終了が、ファンに疑惑を確信させる一因となっていることは間違いない。今後の浅村の動向と、疑惑に関する新たな情報が待たれる。
 
(文/樋口健太郎)