中日・小山伸一郎2軍コーチのオンラインカジノ謹慎処分で波紋、楽天・浅村栄斗選手の関与疑惑が再燃 | The Audience
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中日・小山伸一郎2軍コーチのオンラインカジノ謹慎処分で波紋、楽天・浅村栄斗選手の関与疑惑が再燃

中日・小山伸一郎2軍コーチのオンラインカジノ謹慎処分で波紋、楽天・浅村栄斗選手の関与疑惑が再燃
小山伸一郎・浅村栄斗

 中日ドラゴンズの小山伸一郎2軍投手統括コーチ(46)が、オンラインカジノでの賭博行為により当面の謹慎処分を受けたことが2025年5月19日に発表され、プロ野球界に新たな衝撃を与えている。

 この事件は、昨年まで小山コーチが所属していた東北楽天ゴールデンイーグルスと関連し、以前からオンラインカジノ関与疑惑が囁かれていた楽天の主力選手・浅村栄斗選手(34)への疑念を再び強める事態となっている。
 
 中日ドラゴンズは5月19日、小山伸一郎コーチがオンラインカジノで賭博を行っていたとして、愛知県警から単純賭博容疑で任意の事情聴取を受けたと公表。球団の朝田憲祐球団本部長は記者会見で、「2月の春季キャンプ中に自主申告を呼びかけたが、小山コーチは応じなかった。この点を重く受け止め、謹慎を伝えた」と説明した。
 
 小山コーチは事実を認め、「違法性を認識せず、興味本位で利用した」と釈明。楽天から中日に復帰したばかりでの不祥事に「信頼を失うのが怖かった」と語ったという。
 
 小山コーチは1997年に中日ドラフト1位で入団後、2005年から楽天で活躍し、引退後の2016年から昨年まで楽天でコーチを務めていた。今回の発覚は、愛知県警への外部通報によるもので、NPBが開幕前に実施した自主申告の対象外となる新たな事例として注目されている。
 
 SNSでは、「楽天時代からの問題では?」との声が上がり、楽天のコンプライアンス体制に疑問を呈する投稿も見られた。

浅村栄斗選手のオンラインカジノ関与疑惑

 小山コーチの処分を受け、楽天の主力内野手・浅村栄斗選手のオンラインカジノ関与疑惑が再びクローズアップされている。
 
 浅村選手をめぐる疑惑は、今年2月に「週刊文春」(文藝春秋)が報じた「プロ野球界に蔓延するオンラインカジノ問題」に端を発する。記事では、東京五輪に出場した巨人以外のチームの主力内野手がオンラインカジノを利用していたとされ、このとき、浅村の名前が有力候補の1人として挙がっていた。

 さらに、巨人・オコエ瑠偉選手がオンラインカジノ利用で書類送検されたことにより、古巣である楽天の浅村にあらためて疑惑の目が向く事態に。
 
 そして、15日発売の週刊文春ではついに、複数の球界関係者の間でオンラインカジノへの関与者として浅村の名前が出ていることを、名指しで報じていた。

 オコエ瑠偉、小山コーチと楽天ゆかりの選手・コーチのオンラインカジノ問題が明らかとなったことで、浅村はもちろん、ほかにも関与者がいるのではないかとの見方が強まっている。
 
(文/樋口健太郎)