
16日、永野芽郁さん(25)が主演を務める映画『かくかくしかじか』(関和亮監督)が全国公開を迎えた。
漫画家・東村アキコさんの自伝的コミックを原作とし、永野さんが漫画家を目指す高校生・秋子を、大泉洋さん(52)が厳格な美術教師・日高を演じる青春ドラマとして注目を集めていた。
しかし、公開初日から劇場の客席には空席が目立つ状況が報じられており、背景には永野さんと俳優・田中圭さん(40)をめぐる不倫疑惑報道の影響が指摘されている。
4月23日の「週刊文春 電子版」(文藝春秋)が、永野さんと田中さんの不倫疑惑を報じた。記事では、手をつないだツーショット写真や田中さんが永野さんの自宅マンションを訪れる様子が掲載され、世間に衝撃を与えた。
5月7日には「週刊文春 電子版」が両者の親密なLINEのやり取りを公開。食事の誘いや寝具に関する会話、外部の目を避けるためのやり取りが含まれ、疑惑をさらに深めた。
不倫疑惑の余波は、永野さんの主演映画『かくかくしかじか』のプロモーションにも暗い影を落とした。公開直前の5月8日に予定されていたPRイベントは報道を受けて中止。公開初日の舞台挨拶は実施されたものの、報道陣を完全シャットアウトする異例の対応が取られた。SNSでは「逃げているだけ」「誠意が見えない」との批判が飛び交った。
公開初日の劇場では、期待された動員が伸びず、空席が目立つ状況が観測された。映画関係者によると、「永野の清純派イメージが強かっただけに、今回のスキャンダルでファン層が離れた可能性がある」と分析。一方で、原作ファンを中心に「作品自体の魅力は変わらない」との声もあり、興行成績の行方は今後の口コミにかかっている。
(文/等々力おさむ)
~ライター略歴~
山梨県出身
かつては某俳優の付き人を務めていた
現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中