
16日、女優の永野芽郁さん(25)が、大泉洋さんとともにダブル主演を務める映画『かくかくしかじか』の公開初日舞台あいさつに登壇し、最近の不倫疑惑報道について涙ながらに謝罪した。
しかし、この謝罪に対し、ネット上では賛否両論の声が飛び交っている。
永野さんは舞台あいさつで、「関係者の方にご迷惑をお掛けしてすみませんでした」と頭を下げ、涙を浮かべながら言葉を絞り出した。
この発言は、4月24日発売の『週刊文春』で報じられた俳優・田中圭さん(40)との不倫疑惑や、さらなるLINEのやり取りが公開された一連の騒動を指しているとみられる。
報道では、永野さんと田中さんが親密な関係にあったとされ、田中さんの妻で元女優のさくらさんやその子どもたちへの影響も取り沙汰されていた。
しかし、永野さんの謝罪に対し、SNSでは批判的な意見が目立つ。あるユーザーは、「謝るべきは、田中圭の妻や子どもだろ。関係者って誰よ」と、永野さんが田中さんの家族への直接的な謝罪を避けたと感じたことを指摘。また、「泣きたいのはあなたじゃない。傷ついてるのは田中さんの家族だよ」「大泉洋さんもとんだトバッチリで、永野芽郁以上に泣きたいはず」と、永野さんの涙に同情しない声も上がった。
さらに、過去の出来事を引き合いに出す意見も散見された。永野さんは3月29日放送の『オールスター感謝祭'25春』(TBS系)で、お笑いタレントの江頭2:50さんに追いかけられた際に涙を見せ、視聴者から「ピュア」「可哀想」と同情を集めた。しかし、今回の不倫疑惑報道を受け、「エガちゃんのときと同じで演技でしょその涙も」「あの涙も計算だったのかと今なら思う」と、彼女の涙を演技と疑う声も少なくない。
一方で、永野さんを擁護する意見も存在する。「女優として演技力が高いのは事実だし、叩くのは行き過ぎでは」と擁護する声や、「本人が誤解だと説明してるんだから、そっとしておいてあげてほしい」と騒動の収束を願う投稿も見られた。
この舞台あいさつは報道陣をシャットアウトする異例の形式で行われ、永野さんの登壇は「疑惑を誤解だと押し切り、やましいことはないというスタンス」を示すためだったとされる。
それでも、ネット上の反応は厳しく、永野さんのイメージ回復にはかなりの時間がかかりそうだ。
(文/等々力おさむ)
~ライター略歴~
山梨県出身
かつては某俳優の付き人を務めていた
現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中