31日、WOWOW presents「勝手に演劇大賞2020」の結果が発表された。
この賞は、WOWOWの視聴者投票によって決定されるもので、対象の1年の間に上演された演劇作品を対象に、最も輝いていた作品と演劇人を表彰する賞である。
作品賞のミュージカル部門で『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド ～汚れなき瞳～』が受賞し、女優賞を同作品でヒロインを務めた生田絵梨花さんが受賞した。
これにより、あの俳優があらためて脚光を浴びている。
『明らかに作為的なものを感じます』との声も…
「『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド ～汚れなき瞳～』に主演した三浦春馬さんですね。
作品賞と女優賞をW受賞したということで、必然的に昨年急逝した三浦さんのことを想起するファンが多くいるようです。
また、今回の受賞に関しては、三浦春馬さんの公式ツイッターが『三浦春馬が出演しました“ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド～汚れなき瞳～”がWOWOWの“勝手に演劇大賞”にてミュージカル部門の作品賞をいただき、共演した生田絵梨花さんが女優賞を受賞されました』と報告しています。
先日、表彰式が行われた三浦さん最後の主演映画『天外者』の“東京新聞映画賞”受賞や、4月5日の三浦さんの誕生日に『天外者』が100館以上の映画館で特別上映されることについては何らコメントしていない中での、スピーディーな反応でしたので、『明らかに作為的なものを感じます』『これもアミューズの差し金によるものですよね…』など、強烈な違和感を表明する声が出ている状況ですよ」（メディア記者）
「勝手に演劇大賞2020」を受賞した作品や演劇人は心より祝福したい。
ただ、三浦さんの公式ツイッターへはあらためて疑念が出てしまっていることも事実のようだ。
（文／窪田翔吾）