
4月をパ・リーグ最下位で終えることが決まっていたソフトバンクホークスは30日、みずほPayPayドームでの日本ハム戦に1-6で敗戦。4連敗となり、首位・オリックスとは5.5ゲーム差となった。
開幕直前から次々と離脱者が生まれ、開幕時のスターティングメンバーのうち、山川穂高以外の8人が入れ替わるという異常事態に陥っていたソフトバンク。
そんなソフトバンクの最後の砦である山川が、30日の日本ハム戦の7回の守備からベンチへと退いた。
1-3と2点リードを許している展開。逆転の目があることはもちろん、まだ打席が回ってくる状況にもかかわらず山川を下げたことで、山川が故障を発生したのではないかとの見方がファンの間で広がっていた。
その山川について、小久保裕紀監督は試合後、「脚の張りを訴えて交代した。明日の出場は様子を見て決める」と話した。一方で、「最後の打席の前から、張りは訴えていた」とも明かした。
ファンからは、「こんなシーズン序盤に無理させて、張りがあると言ってるのに代えないなんてどうかしている」「小久保が山川を壊した」など批判的な声がいくつも上がっている。
(文/中牟田晃)