
女優の永野芽郁さん(25)が、28日深夜放送のニッポン放送『永野芽郁のオールナイトニッポンX(クロス)』で、俳優・田中圭さん(40)との不倫疑惑報道について初めて公の場で言及した。
週刊文春が報じた「二股不倫」騒動を受け、番組冒頭で約57秒にわたり謝罪したが、一部リスナーやネットユーザーからは「反省しているようには見えない」との批判が上がっている。
24日発売の「週刊文春」(文藝春秋)は、永野さんと既婚者で二児の父である田中さんの親密な関係を報じた。さらに、永野さんがドラマ『キャスター』(TBS系)で共演中の韓国人俳優キム・ムジュンさん(26)とも自宅で過ごしていたとされ、「二股不倫」との疑惑が浮上。
記事には永野さんと田中さんのツーショット写真や、2人が永野の自宅マンションに入る様子が掲載され、ネット上で大きな波紋を呼んだ。
永野さんの所属事務所は報道直後、「田中さん、キム・ムジュンさんは俳優としての先輩や仲間であり、交際等の事実はございません」と不倫を否定したが、「誤解を招く行動だった」として厳しく自覚を促したと明かしていた。
28日の放送で、永野さんは番組冒頭に次のように語り、騒動について謝罪した。
「この度は、私の軽率な行動により、多くの方にご迷惑とご心配をおかけしてしまい、本当に申し訳ございませんでした。誤解を招くような行動だったことを心から反省しています。本当にごめんなさい。」
謝罪は約57秒で、声は落ち着いていた。その後、永野さんは「いつも通りの放送をしたい」と切り替え、ドラマの話題やリスナーからのメールを紹介するなど、明るい口調で番組を進行。
放送後、公式Xアカウントには「#永野芽郁ANNX」のハッシュタグとともに、番組の振り返りが投稿された。
しかし、この謝罪に対し、ネット上やXでは賛否両論が巻き起こった。特に一部のユーザーからは「反省しているように感じられない」との批判が目立った。その理由として、以下のような点が挙げられている。
●謝罪のトーンと態度
謝罪時の落ち着いた声や、すぐに明るい話題に移ったことが、「深刻に受け止めていない」との印象を与えた。Xでは「声が軽すぎる」「本当に反省してるならもっと神妙な態度で話すべき」との投稿が見られた。
●具体性の欠如
謝罪では「軽率な行動」「誤解を招く行動」と述べたものの、具体的にどのような行動が問題だったのか、なぜそのような状況に至ったのかについての説明がなかった。これに対し、「何を反省してるのか分からない」「事実関係をはっきりさせてほしい」との声が上がった。
●過去の「匂わせ」発言とのギャップ
永野さんは過去のインスタライブで、「匂わせするくらいなら自分で報告する」とファンに約束していた。しかし、今回の報道では田中さんとの親密な写真やSNS投稿が「匂わせ」と受け止められ、ファンの失望を招いた。Xで「匂わせしないって言ってたのに、これはない」とのコメントが寄せられた。
●番組の通常進行
謝罪後、永野がいつも通りの明るいトーンで番組を進めたことも、批判の一因となった。「不倫疑惑で世間が騒いでるのに、いつも通り笑って話すのはどうなの?」と疑問視する声や、「ファンの気持ちを考えてほしい」との意見が散見された。
一方で、永野さんを擁護する声も少なくない。事務所が不倫を否定していることや、永野さんが25歳の若さで公の場で謝罪した勇気を評価する意見も見られる。
Xでは「メイちゃんを信じる」「事務所が否定してるんだから、週刊誌を鵜呑みにしないで」との投稿が上がった。また、「謝罪して前に進もうとしてるのに、いつまでも叩くのはおかしい」と、過剰な批判に違和感を覚えるユーザーもいた。
(文/等々力おさむ)
~ライター略歴~
山梨県出身
かつては某俳優の付き人を務めていた
現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中