30日、「文春オンライン」(文藝春秋)が、『「アミューズは巨大になりすぎた」三浦春馬の自死で露呈した“弱点”と佐藤健・神木隆之介“独立の内幕”』との見出しで記事を配信した。
記事には、三浦春馬さんの死をきっかけに、“アーティストの心のケア、そしてスタッフの体制の見直しを進めるなか持ち上がったのが、佐藤健と神木隆之介の新会社の立ち上げ・独立だった”としているわけだが……。
結局事務所擁護
「つまり、これは三浦さんが独立を切望していたのに、アミューズは黙殺してきた、あるいは気付けなかったと感じるような事実(例えば、三浦さんが日頃からしたためていたメモ帳にそういった記述があったなど)があったことを示しているのではないか、と行間を読んでいる方が多い状況です。
また、“スタッフも仲間も三浦の兆候に気づけなかったことにものすごく苦しみました”という記述に対しても、『カネ恋』の撮影の最中、映像越しでも見て取れるほどの激ヤセをしていたのに、あまり会う機会のない事務所の俳優やミュージシャン仲間ならまだしも、毎日のように会っていたマネージャーなど事務所スタッフが兆候に気付かなかったなんてことがあるのだろうかと疑問や違和感を口にするファンがいる状況ですよ。
今回の記事を受けて『結局事務所擁護の記事か』『心身ともに病んでいたのは把握していましたよね。おかしいです。絶対に』など、アミューズおよび文春に対する不信感をコメントしている人もいますね」(メディア記者)
そもそも、急逝からまだ8カ月あまりの三浦さんの死に対しては、今なおショックや悲しみの只中という方が大勢いる状況だ。
もちろん自戒も込めてではあるが、故人への敬意およびファンへの配慮に欠ける記事はリリースすべきではないと思う。
(文/窪田翔吾)