
お笑いコンビ「令和ロマン」の高比良くるまさん(30)が、吉本興業との契約を終了したことが28日に明らかになった。
M-1グランプリで史上初の2連覇を達成し、お笑い界の新星として注目を集めていた高比良さんだが、オンラインカジノへの関与、不倫疑惑、そしてその後の行動が「反省の姿勢が見られない」と判断されたことが、契約終了の背景にあるのではないかと指摘されている。
2月14日、毎日新聞の報道により、吉本興業所属のタレント10人弱がオンラインカジノで賭博を行った疑いで警視庁から任意の事情聴取を受けていたことが発覚。翌15日、高比良さんは自身のYouTubeチャンネルで「2019年末から2020年末まで、大学時代の知人から誘いを受け、海外口座から送金してオンラインカジノを行っていた」と認め、謝罪した。
「違法ではないと認識していた」と説明したが、オンラインカジノは日本国内からアクセスして賭博を行うと刑法違反に該当する明確な違法行為である。(ただし、その後に書類送検された同社所属タレントのリストの中に高比良さんの名前はなかった。)
この問題を受け、高比良さんは2月19日に「今回の件を真摯に受け止め、自らを律する機会とする」として芸能活動の自粛を発表。 出演予定だったテレビ番組『阪神・たこ焼き・令和ロマン2』(朝日放送テレビ)や『ボクらの時代』(フジテレビ)は放送中止や差し替えとなり、企業案件のYouTubeチャンネルも動画が削除されるなど、影響は広がった。
オンラインカジノ問題のさなか、2月18日にはNEWSポストセブン(小学館)が高比良の不倫疑惑を報じた。記事によると、高比良は2023年夏から既婚者で子持ちの女性(A子さん・仮名)と1年以上にわたり親密な関係にあったとされる。 同報道に対し、高比良さんは「不倫」をキッパリと否定する声明を出した。
だが、高比良さんは一向に復帰の話が出て来ず、「週刊文春」(文藝春秋)では、「毎日のように女性を含むグループを自宅に招いて飲み呆けている」「相方の松井ケムリが可哀想すぎると周囲の仲間も呆れている」と報じられていた。
(文/スコッティ角筈)
~ライター略歴~
長崎県出身
本人曰く「ヲタク」として生きていくためにライター稼業を始めたという
アイドルやドラマ関連の記事を多く執筆する