29日夜、三浦春馬さんにとって最後の主演映画となった『天外者』（配給：ギグリーボックス）で、三浦さん演じる五代友厚の幼少期（＝五代徳助）を演じている末次寿樹さんが自身のツイッターを更新。
「地球儀作製の映像を教えて頂いて見たら、ぼくも作りたくなりました」「はじめはすべてオリジナルで作っていましたが、難しくて断念。ネットで型紙を見つけて作りました」「ぼくにとって地球儀は春馬さんに繋がる大切な存在です。部屋に飾って大切にしていきます☆」と、地球儀作製の様子の写真を添えて投稿した。
映画『天外者』において、五代友厚という人物を支え育んだ女性は3人描かれている。
その中で最も早く五代と出会い、長年に渡り見守り続けたのは母“やす”だ。
劇中で“やす”を演じているのは、2013年放送のドラマ『ラストシンデレラ』（フジテレビ系）でも三浦さん演じる広斗の母親役を務めた筒井真理子さん。
五代友厚も三浦春馬も天才
筒井さんは、昨年11月30日に『天外者』の完成披露試写会において「天才の母として、いろんなリサーチをしました。エジソンの母やレディー・ガガの母など。春馬くんの母役を何度かやらせてもらっているが、本番中のものすごい集中力の彼を見ているだけで、本当に天才を見ているようで、そのまま“やす”にさせてもらって、ただ見守るだけで母になれていたんじゃないかなと思います」と三浦さんとの撮影の思い出を語っていた。
五代の天才ぶりを表すエピソードとして『天外者』では、平面の地図を独力で地球儀に仕立て上げるシーンが用意されている。
このシーンで五代を演じたのが末次さんであり、今回の「ぼくにとって地球儀は春馬さんに繋がる大切な存在」というツイートに繋がっているのである。
五代友厚とやす、三浦春馬さんおよび末次寿樹さんと筒井真理子さん、親子の絆が感じられるつぶやきにまた胸が熱くなった。
（文／窪田翔吾）