阿部寛主演、永野芽郁、道枝駿佑ら共演『キャスター』第2話、視聴率11.7%で初回から2.5ポイントの大幅ダウン | The Audience
阿部寛主演、永野芽郁、道枝駿佑ら共演『キャスター』第2話、視聴率11.7%で初回から2.5ポイントの大幅ダウン | The Audience
スポーツソーシャル芸能
  • ホーム
  • 芸能
  • 阿部寛主演、永野芽郁、道枝駿佑ら共演『キャスター』第2話、視聴率11.7%で初回から2.5ポイントの大幅ダウン

阿部寛主演、永野芽郁、道枝駿佑ら共演『キャスター』第2話、視聴率11.7%で初回から2.5ポイントの大幅ダウン

阿部寛主演、永野芽郁、道枝駿佑ら共演『キャスター』第2話、視聴率11.7%で初回から2.5ポイントの大幅ダウン
『キャスター』

 20日に放送されたTBS系日曜劇場『キャスター』(毎週日曜21:00~)の第2話が、世帯平均視聴率11.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。

 第1話の14.2%から2.5ポイントの大幅な下落となり、注目を集めている。
 
 阿部寛さんを主演に、永野芽郁さん、道枝駿佑さんら若手実力派を揃えた社会派エンターテインメントの今後の展開に、早くも課題が浮上しているようだ。

 『キャスター』は、視聴率低迷に苦しむ民放テレビ局JBNの報道番組『ニュースゲート』を舞台に、型破りなメインキャスター・進藤壮一(阿部さん)が“真実”を追求する姿を描くオリジナルストーリー。第1話は、進藤が内閣官房長官・羽生剛(北大路欣也さん)の贈収賄疑惑を追及する展開で、放送直後から「ハラハラドキドキの展開」「阿部寛の迫力がすごい」とSNSで話題に。TVerでの再生数は4日間で200万回を突破し、視聴率14.2%と好スタートを切った。
 
 第2話では、進藤がオンラインスポーツ賭博の闇に迫るストーリーが展開。バレーボール男子日本代表選手が八百長に関与した疑いが浮上し、進藤は総合演出の崎久保華(永野さん)や新人ADの本橋悠介(道枝さん)とともに真相を追う。リアルなバレーボール国際大会シーンや、元日本代表監督・植田辰哉さんの出演も話題となったが、視聴率は初回の勢いを維持できなかった。
 
 また、永野さん演じる崎久保華のキャラクターに対する意見も分かれている。第1話では「永野芽郁の熱演がかっこいい」と好評だったが、一部では「報道の現場に慣れていない設定がやや不自然」「阿部寛との対立がワンパターン化しそう」との指摘も。 道枝さんの本橋は「初々しさと成長が魅力的」と引き続き好評だが、メイン3人の関係性の進展がまだ描ききれていないとの声もある。

 『キャスター』は、現代の報道が抱える「忖度」や「視聴率至上主義」を風刺しながら、視聴者に「真実とは何か」を問いかける野心的な作品だ。第1話の高視聴率は、そのテーマが多くの人々の関心を引いた証拠。しかし、視聴率の変動は、視聴者の期待が大きい分、物語の展開に対するハードルも高いことを示している。
 
 次回、第3話(4月27日放送)では、さらなるスクープとキャラクターの葛藤が描かれる予定。Xでは「3話でどう巻き返すか楽しみ」「阿部寛の次の暴走が気になる」と期待の声も上がっている。『キャスター』が視聴率を再び上昇させ、話題性を維持できるか、注目が集まる。
 
(文/梅林隆介)