
14日、ヒップホップアーティストでトラックメイカー、プロデューサー、MC、DJとして活躍したJJJ(本名非公開)さんが、4月13日に東京都内の病院で死去したことが発表された。享年35歳。
所属事務所は公式声明で「突然の訃報に接し、深い悲しみに暮れております」と述べ、死因については公表していない。
JJJさんは神奈川県川崎市出身。2010年代から日本のヒップホップシーンで注目を集め、独自のビートメイクとリリックで高い評価を受けた。
アルバム『Yacht Club』(2017年)や『HIVE』(2020年)は、国内外のリスナーから支持を集め、KID FRESINOやBudaMunkとのコラボレーションでも知られる。
最近では2025年3月に下北沢でのライブイベントに出演し、精力的に活動していた。
訃報を受け、X(旧Twitter)上ではファンや関係者から追悼の声が相次いでいる。「初めてJJJの音を聴いた時の衝撃が忘れられない」「35歳は早すぎる」と悲しむ投稿や、「彼の音楽はこれからも聴き続ける」と遺した作品への思いを綴る声が目立つ。
一方で、死因についての憶測も一部で広がっているが、公式な情報はなく、事務所は「ご遺族の意向を尊重し、詳細は控えさせていただきます」としている。
(文/永野正道)