和歌山県知事・岸本周平氏が公舎で倒れ緊急搬送 意識不明の重体 | The Audience
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和歌山県知事・岸本周平氏が公舎で倒れ緊急搬送 意識不明の重体

和歌山県知事・岸本周平氏が公舎で倒れ緊急搬送 意識不明の重体
岸本周平知事

 2025年4月14日、和歌山県の岸本周平知事(68)が和歌山市内の知事公舎で倒れているのが発見され、病院に緊急搬送された。複数の報道によると、岸本知事は意識不明の重体で、現在集中治療室(ICU)で治療を受けている。

 県関係者によれば、14日午前10時15分頃、秘書と運転手が連絡が取れないことを不審に思い公舎を訪れたところ、岸本知事が倒れているのを発見。直ちに救急車で市内の病院に運ばれた。
 
 前日の13日、岸本知事は大阪・関西万博の開幕初日イベントに参加し、関西パビリオンのセレモニーで神輿を担ぐなど精力的に活動していたが、関係者によると「声が出ていない」「体調が悪そうだった」との観察もあったという。

 岸本氏は和歌山市出身で、東京大学法学部を卒業後、旧大蔵省(現・財務省)に入省。2009年の衆院選で初当選し、民主党政権下で経済産業政務官を務めるなど政治家として活躍。2022年、国民民主党を離党し、無所属で和歌山県知事選に出馬。自民党、立憲民主党、国民民主党の推薦を受け初当選を果たした。現在1期目で、県民の幸福追求を掲げ、万博関連や地域振興に力を入れていた。
 
 県は14日と15日の岸本知事の公務をすべてキャンセル。現時点で詳細な病状や原因は公表されておらず、回復を願う声が広がっている。今後の情報に注目が集まる。

(文/二宮誠司)