
9日、元KAT-TUNメンバーの赤西仁さんが自身のインスタグラムで突如として行ったライブ配信が、ファンやネット上で話題を呼んでいる。
このインスタライブは特に事前告知なく開始され、ファンの間では「生存確認」とも称されるほど驚きの声が上がりました。その中で、赤西さんがKAT-TUNへの合流に関する質問に回答し、注目を集めている。
ライブ配信中、視聴者から寄せられた「KAT-TUNに合流する?」という質問に対し、赤西さんは笑いながら「KAT-TUN解散したから合流も何もねぇじゃん」と、ユーモアを交えつつも明確に合流の可能性を否定。
KAT-TUNは2025年3月31日に正式に解散しており、赤西さんの発言はグループの現状を踏まえた自然な反応とも言える。この軽妙なやりとりに、ファンからは「らしい回答」「やっぱり仁らしい」との声がSNS上で飛び交った。
赤西さんは2010年にKAT-TUNを脱退し、2014年にジャニーズ事務所を退所。以降、ソロアーティストとして国内外で活動を展開し、近年では俳優業や音楽ユニット「N/A」(錦戸亮さんとのプロジェクト)での活躍も見られる。
一方で、KAT-TUNは解散に至るまで亀梨和也さん、上田竜也さん、中丸雄一さんの3人で活動を続けてきたが、デビュー20周年を目前に新たな道を選ぶ形となった。
今回のインスタライブは、赤西さんがファンとの気軽な交流を図る場として行われたもので、他にも近況報告や質問への回答が含まれていたが、KAT-TUNに関する話題が飛び出したことで、かつてのファンには懐かしさと共に複雑な感情を呼び起こすものとなったようだ。
X上では「解散した現実を改めて突きつけられた」「仁がそんな風に笑って言えるなら安心した」といった反応が広がっている。
赤西さんは過去にも、2023年12月のテレビ出演時にKAT-TUNについて「喧嘩して抜けたわけじゃない」と語るなど、グループとの関係が決して悪くないことを示唆してきた。それでも、今回の発言からは、再結成や合流といった可能性よりも、それぞれの道を進む現状を受け入れた姿勢が感じられる。
(文/一ノ瀬亘)