開幕前は田中将大、則本昂大、岸孝之、涌井秀章、と実力も実績も十分の4投手、さらにはゴールデンルーキー早川隆久を含めた5人により12球団最強のローテーションとも騒がれていたのだが……。
開幕2戦目の27日に先発予定だった田中投手は、右脚ふくらはぎのヒラメ筋を痛め先発を回避し登録抹消。
さらに同日、プレーとは別の部分ではあるが、則本投手がドロ沼不倫から1年ほど前に離婚していたことが「週刊ポスト」(小学館)の記事により判明。
則本投手に批判的な者も
則本投手の元妻は高校時代の野球部マネージャーで、卒業後の忘年会で再会し、則本投手からの猛アタックで交際がスタート、2013年に入籍。2016年と2018年にいずれも女児が誕生している。
そんな中、則本投手は別の女性との不倫にのめり込み、不倫相手との間に子どももできて、妻と別れることを選んだという。
また、仙台を本拠地にする楽天では、選手は家族ぐるみの付き合いが多く、突然の離婚にチームメイトも当惑し、なかには則本投手に批判的な者もいるとのこと。
こうした経緯があり、昨年は則本投手がピンチを迎えた場面でも内野手が声をかけなくなっていたという話もある。
開幕早々に大黒柱の田中投手が負傷離脱、同じく柱としてチームを引っ張っていくべき則本投手は醜聞でチームメイトからもファンからも白い目で見られる状況。
早くも楽天の優勝は風前の灯火といったところか。
(文/有村和巳)
~ライター略歴~
静岡県出身
大学までは野球部で白球を追いかけていた
今は野球を中心にスポーツ全般の記事を執筆している