26日、都内で映画『ブレイブ -群青戦記-』(配給:東宝、監督:本広克行さん)の公開後舞台挨拶が行われた。
主演の新田真剣佑さんのほか、鈴木伸之さん、山崎紘菜さん、草野大成さん、濱田龍臣さん、鈴木仁さん、飯島寛騎さん、長田拓郎さん、足立英さんと、同映画で高校生役を熱演した面々が顔を揃えた。
思いを繋げる
真剣佑さんは同映画について「とても大切な作品になりました」と振り返り、「日本で活動してきて、これが僕の第一章の終わりだと思っています」「これからは春馬さんの夢だった海外進出を叶えるために、思いを繋げるために海外で挑戦していきます。必ず結果を残して帰ってきます」「それが、この作品で出会って、僕が頂いた新たな夢です。なのでこの作品に本当に感謝しています」と、昨年7月に急逝した三浦春馬さんの夢を共に追う覚悟を語った。
「真剣佑さんが役者の夢を本格的に追うきっかけとなったのが、三浦春馬さんの舞台をアメリカにいるときに見たからだと、以前から真剣佑さんは公言してきました。
そして、『ブレイブ』で念願かなっての三浦さんとの初共演。大いに刺激を受けたことは間違いありません。
プライベートでの親交もあったようですから、きっと、撮影時やプライベートを通じて互いの海外進出の夢を語り合っていたのでしょう。
『ブレイブ』の撮影からわずか半年ほどで、三浦さんは道半ばで突然この世を去ってしまいました。
憧れの人であり兄のように慕っていた三浦さんとの別れは、想像を絶するほどの心の痛みがあったことだろうと思います。
それでも、今こうして三浦さんの遺志を継ぎ、真剣佑さんは進んでいっているわけですよね」(メディア記者)
真剣佑さんのこれからの海外進出での活躍、そしてそれを手土産に成長した真剣佑さんの姿が見られる未来に期待したい。
(文/西野麻衣)
~ライター略歴~
茨城県出身
シナリオライター、エッセイスト、芸能ライターと多岐にわたる執筆業を行っている