
28(金)の開幕に向けて行われているオープン戦最終試合で、DeNAに悪夢のアクシデントが発生した。
23日、ベルーナドームで行われた西武戦。1回表、先頭打者としてまっさらなバッターボックスに入った桑原将志選手は、西武の先発・高橋光成投手が投じた3球目のストレートで右手に死球を受けた。
桑原は治療のためベンチに下がると、そのまま交代。試合後に受けた検査で右手親指骨折が判明し、開幕から当分の間、戦列を離れることが確実となった。
切り込み隊長として、シリーズMVPの成績を残し、その言動や姿勢でもチームを鼓舞し、昨年、見事にDeNAの日本一を手繰り寄せた桑原。
その桑原を欠く形で、DeNAは2025シーズン開幕を迎えることになる。
(文/潮崎達至)