【高校野球】山梨学院のプレーに2大会連続で「物言い」危険球のルール改正が必要との声も | The Audience
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【高校野球】山梨学院のプレーに2大会連続で「物言い」危険球のルール改正が必要との声も

【高校野球】山梨学院のプレーに2大会連続で「物言い」危険球のルール改正が必要との声も
甲子園球場

 20日、天理との選抜高校野球1回戦に臨んだ山梨学院

 試合には5-1で勝利したものの、その試合内容には“物言い”がついている。
 
 3回裏、天理が一死一二塁とチャンスを迎えた場面。山梨学院は先発の津島悠翔くんに代わって2番手で藤田蒼海くんをマウンドへ。
 
 藤田くんは1人目の下坊大陸くんを一塁ゴロに打ち取ったあと、中継ぎとして投手起用も予定されていた続く伊藤達也くんの右手へ死球を与えると、さらに天理の正捕手・石井翔太くんへは顔面への死球で負傷退場を余儀なくさせた。
 
 2者連続で、2人目は顔面への危険球ながら、高校野球にはプロ野球のような「頭部への死球は原則、即退場」といった規定はなく、藤田くんはその後もマウンドに上がり9回途中まで投げ続け、計3つの死球を与えるという荒れっぷりだった。

 試合を見ていたファンなどからは「危険球なのに退場にならないのはおかしい」「さすがに、ルール上明記してなくても、審判が何らかの処分を与えるべき」「当てた側の監督が、これでは高校生らしい試合ができないと判断して、投手を交代させるという決断をしてよかったのでは」「危険球のルール改正が必要」といった“物言い”がついている。
 
 山梨学院は昨夏の甲子園を目指す高校野球選手権山梨大会の準々決勝で、本塁上でのクロスプレーの際、対戦相手・東海大甲府の捕手のキャッチャーミットに収まっていたボールを、球審の死角になる位置で走者が手で掻き出すという悪質なプレーに及び、ネットを中心に多くの“物言い”を浴びていた。

(文/潮崎達至)