
18日の阪神とのオープン戦に先発。5回途中を被安打6、2失点、4奪三振だった、2025年シーズンで開幕投手を務めることが決まっている、ヤクルトの奥川恭伸投手。
度重なる故障に苦しみ、シーズンを全うできず、その大いなるポテンシャルを活かし切れていない同投手について、意外な素顔を19日の「週刊文春 電子版」(文藝春秋)が報じた。
奥川は、実践初登板となる予定だった2月18日のロッテとの練習試合を当日になって「下半身のコンディション不良」で緊急回避していた。
記事によると、この前夜に奥川は竹山日向投手と那覇市内の有名焼肉店で食事。牛タンやハラミ、カルビなどをたらふく食べた後、締めの冷麺とジェラートまで堪能。登板前夜に脂質を大量摂取していたという。
また、竹山との会話の中で「明日試合だけど正直、どうでもいいなぁ」と口にしていたとも記されている。
結果が伴えば武勇伝にもなりうるエピソードだが、現時点では、自らハードルを高くしてしまったと言えるのではないだろうか。
(文/樋口健太郎)