26日、三浦春馬さん最後の主演映画『天外者』が、三浦さんの誕生日4月5日限定で、全国70の劇場にて特別上映を行うと発表した。
なお、昨年12月11日から公開スタートとなった同映画は4月5日時点でも継続上映中の劇場が12あり、それとは別に70の劇場で4月5日は特別上映が行われるということである。
一時は配給会社が決まらないなど、お蔵入りのピンチにすらあった『天外者』。
大きな化学反応
そのピンチをギグリーボックスが配給を担当してくれたことで、どうにか昨年の公開スタートには漕ぎ着けたものの、ミニシアターや小規模スクリーンでの上映が中心で、約1ヶ月で上映終了予定だった。
ところが、三浦さんを始めとする映画を届ける側の人達の思いと、それを受け止める観衆たちの思いがとてつもなく大きな化学反応を起こし、次々と“追加上映”“上映延長”“再上映”“ドライブインシアター上映”などが決まり、今日のロングラン上映中という状況がある。
そんな中での今回の特別上映の決定は、『天外者』や三浦さんにとっての新たな勲章とも言えるのではないだろうか。
「ただ、この状況に対して、三浦さんの所属事務所アミューズも、三浦さん自身も生前に利用していて現在はスタッフ(?)が更新している“三浦春馬 & STAFF INFO”という公式ツイッターアカウントも、びっくりするぐらい静かです。
『天外者』が三浦さんの生誕を記念した特大イベントを実施すると発表してから1時間以上が経過してますが、全く反応していません。
映画の制作に関与していなくとも、事務所を代表する俳優の生誕記念であり、代表作の異例の発表なわけですから、特にコメントはしなかったとしても“リツイート”くらいしてもいいのではないかと思うんですけどね」(メディア記者)
この後、アミューズや“三浦春馬 & STAFF INFO”に何らかの動きはあるのだろうか。動向に注目が集まる。
(文/窪田翔吾)