兒玉遥「卵子凍結めぐり意向を無視された」主張も…対応した六本木レディースクリニックは「密着取材の申し出の際、女性医師の対応不可伝えた」「最終段階では女性医師での対応可と案内」 | The Audience
兒玉遥「卵子凍結めぐり意向を無視された」主張も…対応した六本木レディースクリニックは「密着取材の申し出の際、女性医師の対応不可伝えた」「最終段階では女性医師での対応可と案内」 | The Audience
スポーツソーシャル芸能
  • ホーム
  • 芸能
  • 兒玉遥「卵子凍結めぐり意向を無視された」主張も…対応した六本木レディースクリニックは「密着取材の申し出の際、女性医師の対応不可伝えた」「最終段階では女性医師での対応可と案内」

兒玉遥「卵子凍結めぐり意向を無視された」主張も…対応した六本木レディースクリニックは「密着取材の申し出の際、女性医師の対応不可伝えた」「最終段階では女性医師での対応可と案内」

兒玉遥「卵子凍結めぐり意向を無視された」主張も…対応した六本木レディースクリニックは「密着取材の申し出の際、女性医師の対応不可伝えた」「最終段階では女性医師での対応可と案内」
兒玉遥

 アイドルグループ「HKT48」の元メンバーで女優の兒玉遥さんが卵子凍結をめぐり密着取材を受けた際、病院側に自身の意向を無視されたという趣旨の主張を、3月1日に自身のX(旧Twitter)で発信したことを受け、病院側が6日までに公式サイトで声明を発表した。

 兒玉さんは、「私は『男性に局部を見られているところを撮影されている』という点をどうしても避けたい気持ちがあり、女性医師による一連対応を望んでいたが、その希望が通らなかったことに精神的な負担がありました」としていた。
 
 卵子凍結の対応をした六本木レディースクリニックは、これに毅然と反論。
 
 「医師の説明や方針が兒玉様および番組の企画制作を担われた株式会社AbemaTV様に十分にご理解いただけなかったものと受け止めており、この点は大変残念に思っております」と前置き。
 
 そのうえで、男性である小松院長が担当するに至った判断経緯について「兒玉様の血液中のAMHの値は極めて高く、多のう胞性卵巣症候群の中でも当方としては治療に苦慮する状態でした。また、番組動画でも放映されていたとおり、兒玉様は、2024年12月に当院での治療を開始されましたが、卵胞の発育が十分でなく、初回の採卵には至りませんでした。それには、上記の多のう胞性卵巣症候群との関連が疑われるところであり、治療においては熟練した医師が卵胞育成の段階から関与し、診察ごとに卵胞発育のための投与量を適宜細かく調整しながら経過を管理することが必要であると判断いたしました」と説明。

 そもそも、昨年末に制作会社から兒玉さんの卵子凍結の密着取材の申し出を受けた際「今回の治療は小松院長が対応すること」「女性医師の対応を希望される場合は、密着取材は見送り、他院での治療をご検討いただくこと」を提示していたとも明かした。
 
 また、「この方針については、番組制作会社を通じ、複数回にわたり兒玉様にお伝えしており、また、兒玉様よりご了承いただいた旨、番組制作会社よりご報告を受けました。その後、治療開始にあたり、2025年2月に兒玉様ご本人との顔合わせの場を設け、小松院長が担当することについて小松院長本人より再度説明させていただき、兒玉様よりご了承をいただいております」と、兒玉さんの意向を慎重に確認したうえで密着取材および医療行為に進んだとも報告。
 
 治療開始後に制作会社より担当医師を女性医師へ変更できないかとの打診が複数回あったが、「卵胞の育成途中での担当医変更は異例であり、特に育成が困難な症例では医師の交代が治療の成否に影響を及ぼす可能性がある為、当院としては対応できない旨をお伝えしてまいりました。ただし、採卵手術直前になってもなお女性医師への変更希望があった為、手術前日に小松院長より兒玉様のマネージャーに連絡し、ここまで計画通りに卵胞育成もできているため、採卵手術を女性医師で対応することも可能であることをご案内しました。しかし、マネージャーより、兒玉様ご本人は急な担当医変更に不安があるため、小松院長に引き続き採卵手術をお願いしたいとご意向をいただき、予定通り、小松院長が採卵手術を担当いたしました」と、できる範囲の中で、兒玉さんの意向に沿うよう努めてきたことも明らかにした。

 兒玉さんは自身のXで「番組の皆さんは私の意思を尊重しながら、最後まで病院側と『女医さんにしたい』という私の希望を病院側と交渉をしてくださっていました。最終的な判断や対応は病院側によるもので番組ではありません」と、病院側に落ち度があるかのように強調する発信もしていたため、病院側の反論を受けてどのような反応をみせるのか注目が集まる。
 
(文/スコッティ角筈)
 
 ~ライター略歴~
 長崎県出身
 本人曰く「ヲタク」として生きていくためにライター稼業を始めたという
 アイドルやドラマ関連の記事を多く執筆する