
「週刊文春 電子版」(文藝春秋)が5日、《プロ野球カジノ疑獄“全内幕”「侍ジャパン級が3人いる」《自主申告14人は「真面目で正直者。本当のワルは…」》の見出しで、プロ野球のオンラインカジノ問題について報じた。
プロ野球界のオンラインカジノ(違法賭博)問題と言えば、オリックス・山岡泰輔投手がオンラインカジノでのポーカー大会に出場したことを認めたのを発端に、日本野球機構(NPB)が12球団に対し、利用したことがあれば自主的に名乗り出るよう、選手やスタッフらに呼びかけることを要請。
その後、山岡以外に7球団14選手が関与していることが判明した。
NPBは山岡以外の関与者については実名公表を避ける判断をしていたが、文春が14人の実名報道に踏み切るのではないかと注目を集めていたが…。
今回の文春記事では、山岡以外の実名は1人も明かされなかった。
一方で、前週に報じていた巨人の若手有望株、オンラインカジノで1000万円以上を溶かしたとされる選手については、そもそも球団の調査において名乗り出ていないという驚きの事実を明かしている。
これでプロ野球オンラインカジノ問題は手打ちとなるのか、それとも――。
(文/樋口健太郎)