
昨年10月31日発売の「週刊文春」で、適応障害を発症させるなど壮絶なパワハラを繰り返し、これまでに5年間でマネージャーが計8人も交代してきたなどと報じられた女優の橋本環奈さん。
1月23日の同誌では、元マネージャーがパワハラを詳細に告発したほか『プロフェッショナル 仕事の流儀』でのヤラセ的演出も明らかとなった。
また、2月には新たに9人目のマネージャーが退職していたことも発覚した。
そんな橋本さんが主演の連続テレビ小説(通称:朝ドラ)『おむすび』第102話が25日、放送された。
同話の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は、世帯で12.5%、個人で7.0%だったことが26日、分かった。
前話から世帯で1.8ポイント、個人で1.0ポイントの大幅アップとなったものの、これで42話連続で13.5%以上を記録できなかったことになった。
これまでの朝ドラワースト全話平均視聴率は、2009年下半期の倉科カナさん主演『ウェルかめ』が記録した13.5%だったが、現時点で『おむすび』の全話平均視聴率は13.30%。
すでに『ウェルかめ』を追い抜き、単独ワースト1位となっており、次話で13.2%台へと転落することが確実な情勢。
今のペースのまま行くと、最終的に『おむすび』の全話平均視聴率は13.1%で終了する見込みとなっている。
しかも、『ウェルかめ』の13.5%は、2010年2月12~28日に行われたバンクーバー五輪の煽りを受け、時間や曜日の変更というイレギュラーがあったことが多分に影響したもの。
『おむすび』には、さしたる外的要因がない中でのこの数字だけに、『ウェルかめ』に数字以上の大差をつけられているといっても過言ではない。
『おむすび』は、圧倒的な駄作として、朝ドラ史にその名を刻むことになるだろう。
(文/森八郎)