
プロ野球・ヤクルトスワローズが19日夜、名物マスコットキャラクター「つば九郎」を担当していた社員スタッフが死去したことを報告した。
ヤクルトはこの日、公式サイトにて「これまで、つば九郎を支えてきた社員スタッフが永眠いたしました。」と報告。
「球団マスコットとして、ここまで育ててくれた功績に感謝と敬意を表します。」と追悼コメントを綴った。
続けて、「体調不良の発表以来、温かい励ましのお言葉をたくさん頂戴し、誠にありがとうございました。」とファンからのメッセージに感謝を示した。
そのうえで、「(つば九郎の)今後の活動については、しばらくの間休止となることをお知らせいたします」と発表。
「なお、皆さまにおかれましては、故人のプライバシーを尊重し、温かく見守りくださいますようお願い申し上げます。」との注意喚起で結んだ。
つば九郎をめぐっては、同日夕方頃、SNSで「ヤクルト“つば九郎”担当者死去」というトピックスを扱うテレビのニュース画像が拡散。
今月6日に球団公式サイトにて、体調不良により、2月と3月に出演を予定していた全イベントやオープン戦ならびに今季ホーム開幕戦となる4月1日の広島戦(神宮)以降の主催公式戦も当面の間は出演を見合わせると発表されていたこともあり、ファンの間で心配する声が相次いでいた。
(文/樋口健太郎)