12月19日発売の「女性セブン」(小学館)報道から始まった、中居正広さんによる性加害疑惑をめぐる騒動。
被害者は、昨夏にフジテレビを退職した渡邊渚アナウンサーでほぼ特定されている。
25日の「週刊文春 電子版」(文藝春秋)では、中居さんと編成幹部Aさんの連係プレーによる悪質な罠がみえてきた。
渡邊さん(記事中ではX子さん)は、事件が起こった6月上旬の数日前、編成幹部Aの手引きにより、中居さん宅でのバーベキューに参加。
このバーベキューには、渡邊さんのほかにも若手女性アナ、男性スタッフ、そして、タレントのヒロミさんと笑福亭鶴瓶さんが参加していたという。
渡邊さんは直属の上司であるAさんが残っていたため、ヒロミさんや鶴瓶さん、そして他のアナウンサーが帰ったあとも残らざるを得ず、2次会の寿司店にも同行。ここで、Aさんの声掛けにより中居さんと連絡先を交換するしかなくなった。
そして、後日、中居さんから「みんなで飲もう」と誘われ、被害に遭ったのだという。
渡邊さんにしてみれば、ヒロミさんや鶴瓶さんのような大物タレント、あるいは同僚らが来るものと思って、当初、参加に応じていたというのが真相のようだ。
(文/野村翔太)