脚本家の三谷幸喜さんが18日、司会を務める『新・情報7days ニュースキャスター』に出演。
中居正広さんの性加害疑惑に端を発するフジテレビの「性接待」疑惑について、三谷さんは「僕の知り合いの方でもドラマを作っていてロケ地を断られたりとかって、すごく難しい状況に今、なっているって聞きます」と話した。
フジテレビをめぐっては、自動車大手「トヨタ」のほか、生命保険の「日本生命」「明治安田生命」「アフラック生命」、通信大手「NTT東日本」が同局へのCMを、自社のものから公益社団法人ACジャパン(旧公共広告機構)のCMに差し替えることをすでに決めている。
撤退を決める企業はこれからどんどん増えるとみられ、フジテレビは広告収入を大幅に減少させる危機に陥っている。
中居さんをめぐっては、12月19日発売の「女性セブン」(小学館)、同月25日の「スポニチ」、翌26日の「週刊文春」(文藝春秋)が相次いで性加害問題を報道。
巨額解決金を支払ったという同問題の被害者は、複数のメディア報道により、昨夏にフジテレビを退社した女性アナウンサーだとみられている。
フジテレビは昨年末、同問題について一切の関与を否定したものの、16日発売の週刊文春に同局の被害女性とは別の現役女性アナウンサーの告発内容が掲載されるなど、その強い関与が疑われる事態となっていた。
(文/野村翔太)