1月15日の「週刊文春 電子版」(文藝春秋)が、タレント・中居正広さんによる性加害問題に関連し、新たな情報を伝えた。
同問題については、12月19日発売の「女性セブン」(小学館)、同月25日の「スポニチ」、翌26日の「週刊文春」(文藝春秋)が相次いで報道。
9000万円もの巨額解決金を支払ったという同問題の被害者は、正式に名指しこそされていないものの、複数のメディア報道により、昨夏にフジテレビを退社した渡邊渚アナウンサーでほぼ特定されている。
今回、文春は、渡邊さん(記事中ではX子)とは別の、現役フジテレビ女性アナウンサー・水谷愛子さん(仮名)の告発内容を掲載。
記事によると、2021年冬、中居さんと懇意のフジ編成幹部Aさんが、六本木のグランドハイアット東京での飲み会を手配。
事前の連絡では、会場がホテルということだけを伝え、到着したあとでホテルのスイートルームが会場であることが分かるという、ダウンタウン松本人志さんのケースと全く同じパターン。
会場では、女性ADや番組スタッフが給仕係のような仕事を担当しており、フジの組織的な会合であることが窺える。
飲み会の終盤、別の女性アナ・D子さん、中居さん、水谷アナ、男性タレントの4人だけになる状況を作られ、中居さんがD子さんを口説き、水谷さんは男性タレントに体を触られたほか、全裸になった男性タレントに性行為をされそうになった(水谷アナの拒否により未遂に終わった)という。
文春の新たな報道を受け、告発者を特定しようという動きがネットで活発化。
2021年8月放送の『FNSラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~』出演者や、SNSで拡散されているフジ中嶋優一プロデューサーらしき人物の性加害(無理矢理キス)写真、鳴り物入りで入局しながら地上波への露出がかなり少ない状況などから、元女流棋士でフジアナウンサーの竹俣紅さんの名前が挙がっている。
この動きとの因果関係は不明ながら、竹俣さんのインスタグラムはコメントが制限されていいる。
また、「竹俣さんを支持する」といった応援の声も上がる状況となっている。
(文/野村翔太)