女優でタレントの東ちづるさんが13日、自身のX(旧Twitter)を更新。
今、世間を揺るがしているタレント・中居正広さんの「女性トラブル」に関して怒りを表明した。
東さんはこの日、Xに「同意のない性行為は『暴力』。レイプだけでなく、同意のないボディタッチなども含まれる。被害者は示談や裁判での解決が終わりではなく、そこからの人生を、性暴力の記憶=心の傷トラウマを抱えて生きていく。性犯罪は被害者を長期にわたって苦しめるので、“女性トラブル”という表現には違和感しかない」と投稿。強い憤りを覚えていることを明かした。
中居さんは女性との間でトラブルがあったことは事実と認めており、一部ではこれを「SEXトラブル」「性加害」と報道。日本テレビなどでも「性的トラブルがあったものとみられる」と報じているほか、「週刊文春」(文藝春秋)では女性が「意に沿わない性的行為を受けた」と伝えている。
したがって、東さんの考え方に則れば中居さんが起こしたのは「女性トラブル」ではなく「性加害」であり「暴力」と指摘するのが妥当ということになる。
一方、中居さんは謝罪コメントにて「手を上げる等の暴力はなかった」と強調しており、暴力というものに対する考え方の違いが浮き彫りとなっている。
(文/野村翔太)