パワハラ疑惑などにより県議会から不信任を突き付けられながら、昨年11月の兵庫県知事選で見事再選を果たした斎藤元彦さん。
その再選を勝ち取った選挙戦をめぐっては、公職選挙法に違反するSNS運用があったのではないかとの疑惑をつきつけられている斎藤知事について、13日の「週刊文春 電子版」(文藝春秋)が、折田楓さんが代表を務めるPR会社「merchu(メルチュ)」にSNS監修を依頼していたことを裏付ける証拠について報じた。
【昨日の会議内容 Sns監修はメルチュさんにお願いする形になりました】という文言を含んだLINEのやり取りで、このLINEは斎藤陣営の広報担当者とされているK氏が、神戸市議のA氏に送信したものだという。
早くも2期目の県政運営に大きな暗雲が垂れ込めてきた斎藤知事。今後、どのような展開が待っているのか注目される。
(文/二宮誠司)