三浦春馬不選出など「日本アカデミー賞の闇」を井浦新が痛烈批判 | The Audience
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三浦春馬不選出など「日本アカデミー賞の闇」を井浦新が痛烈批判

三浦春馬不選出など「日本アカデミー賞の闇」を井浦新が痛烈批判
The Audience

 19日に開催された「第44回日本アカデミー賞」授賞式。

 最優秀主演女優賞を『MOTHER マザー』の長澤まさみさん、最優秀主演男優賞を『ミッドナイトスワン』の草彅剛さんがそれぞれ獲得するなどし、幕を閉じたのだが……。
 
 「今回の授賞式で発表された各部門の最優秀賞というよりも、その前の1月27日に発表された優秀賞(作品であれば5作品、俳優や監督などは5人が概ね選ばれる)、もっと言えばもう何年も前から『選考がおかしい』『あまりにも不可解な選考で失望した』とファンからはもちろんのこと、映画関係者からも疑問の声が多数上がっていたのが“日本アカデミー賞”です。

『天外者』『Fukushima 50』処遇巡り…

 今年も、昨年亡くなられた三浦春馬さんが最後の主演映画『天外者』で優秀主演男優賞5人に選ばれなかったこと、『天外者』が優秀作品賞5作に選ばれなかったことなどに、あちこちから『なぜ?』の声が上がるなどしていました。
 
 最優秀作品に選ばれた『Fukushima 50』に対しても疑問符を投げかける映画関係者は多いですね。
 
 そんな状況に対し、20日、俳優の井浦新さんが自身のツイッターで……。

 『心から喜び合いねぎらい合い共感し合い批判し合い認め合い敬い合い高め合う、日本でも海外でも映画祭映画賞は本来そうなのに日本アカデミー賞だけは失望する映画人映画関係者の方が毎年多いって深刻な問題。選ばれた作品や個人は素晴らしいと思う。けど偏った選考が問題ならば協会組織が問題なのは明白』とコメントしました。

 『日本アカデミー賞の闇』の部分に勇気をもって切り込んだ井浦さんの行動には拍手を送りたいですよ」(メディア記者)
 
 果たして、井浦さんの動きに追随する映画関係者は出てくるだろうか。今後の動向に注目が集まる。
 
(文/窪田翔吾)