12月19日発売の「女性セブン」(小学館)、同月25日の「スポニチ」、翌26日の「週刊文春」(文藝春秋)が報じた、中居正広さんによる性加害疑惑、女性との深刻トラブル。
9000万円もの巨額解決金を支払ったという同トラブルの被害者は、正式に名指しこそされていないものの、複数のメディア報道により、昨夏にフジテレビを退社した渡邊渚アナウンサーでほぼ特定されている。
11日の「週刊文春 電子版」(文藝春秋)では、渡邊(記事中ではX子、以下同)さんが、トラブルとの関与を完全否定したフジテレビの対応に激怒していることが綴られている。
文春の取材に対し渡邊さんは「最初の会食は、(フジ編成幹部の)Aさんから誘われて行ったし、その後もそうです。(事件当日は)Aさんはその場にいなかったですけど、何が起きるのか、わかっていたでしょう。フジは否定していますが、(中居さんとトラブルに発展した当日は)Aさんがセッティングしている会の“延長”だったことは間違いありません」とコメントしているのだ。
フジがこのまま逃げ切ることは極めて難しくなったと言えるだろう。
(文/野村翔太)