12月19日発売の「女性セブン」(小学館)、同月25日の「スポニチ」、翌26日の「週刊文春」(文藝春秋)に性加害疑惑、女性との深刻トラブルを報じられた中居正広さん。
9000万円もの巨額解決金を支払ったという同トラブルの被害者は、正式に名指しこそされていないものの、昨夏にフジテレビを退社した渡邊渚アナウンサーでほぼ特定されている。
渡邊さんが被害に遭ったのは、2023年6月某日。もともとはフジテレビの編成幹部Aさんから「大人数で集まる」と聞かされていた食事会を、直前になって中居さんと渡邊さん以外の全員がキャンセル。立場上、渡邊さんは断れない状況をつくられ、性被害に遭ったというものだった。
1月7日の「週刊文春 電子版」(文藝春秋)では、これをさらに深掘り。
記事によると、問題の食事会の以前にも、渡邊さんは中居さんと複数名での食事会を3~4回経験。
事件が起こった日の食事会は中居さんの自宅マンションで開催されることになっており、当日、中居さんから「今日は大雨でみんな来られなくなってしまったけど、2人でもいい?」と直接メッセージが届き、立場やタイミング的にドタキャンはできず、被害に遭ったという。
また、被害について渡邊さんは複数の幹部社員とアナウンス室部長だった佐々木恭子アナに報告。
佐々木さんは「大変だったね。しばらく休もうね」と言うだけで、問題解決のために動くことはしなかったとも記されている。
中居さんのトラブルをめぐり、一切の関与を否定する声明を発表したフジテレビだが、全くの嘘をついている可能性が高まっている。
(文/野村翔太)