化粧品会社「リージュ化粧品」が、公式SNSで信じられない発信をしたとして炎上している。
同社から酷い誹謗中傷を受けたのは、昨年1月1日に「GOAT」でデビューした、元King&Princeの平野紫耀さん、神宮寺勇太さん、岸優太さんの3人によるダンス&ボーカルグループ「Number_i」。
Number_iは同曲を含め、リリースする楽曲が多くの支持を集め、デビュー元年にして年末大みそかの『紅白歌合戦』(NHK)への初出場を果たした。
『紅白』で披露した「GOAT」のパフォーマンスは、ファン以外も魅了。あるX(旧Twitter)アカウントは「ジャニーズであれだけ大物だった人達が、音を聴けばなぜ会社を辞めたのか一発で分かるものを作ってしかも成功した 今までの日本の芸能界では誰も出来なかったことをやった人達だと思う カッコいい」と投稿するなど、多くの好反響を呼んだ。
一方で、先述の投稿を引用するかたちで、リージュ化粧品は「カッコいいの基準が違いすぎて意味が判らん あのタイミングで出てった裏切者たちを見てカッコいいなんて絶対に思わん 目と耳が腐る」と投稿。
一個人でも大きな問題となる、野蛮かつ一方的で独善的な言葉を企業の公式SNSから発信したのである。
同アカウントは、Number_iの成功について「ジャニーズアンチ企業の怨念とゴリ押しで生き残ってるだけ サントリーとマクドナルドとかね」と極めて偏った私見も披露。
「アウトレイジのセリフでもあったけど、一度裏切った奴は何度でも裏切るよ そんな奴ら信用出来んでしょ」と、名作映画のセリフを悪用し、まるでNumber_iがジャニーズ事務所やKing&Princeを裏切ったのが事実であるかのような言説をまき散らしていた。
その後、同アカウントでは「この度はXの投稿において不愉快な思いをさせてしまい申し訳ございませんでした。非常に過激で失礼な発言をしてしまいましたこと猛省しております」と一連の投稿について謝罪。当該投稿はすでに削除している。
(文/福田優太郎)