1日、役所広司さん、西島秀俊さん、満島ひかりさん、黒木華さん、宮藤官九郎さん、柴咲コウさん、塚本晋也さん、片岡鶴太郎さん、佐藤二朗さんらが出演する映画『時には懺悔を』が、今年6月の公開が決まったことを発表した。
これを受け、各出演者に対し「性加害を容認するのか」「この作品に出ることがどういう意味を持つのか分かったうえで出ているのか」「残念」「ガッカリです」といった声が寄せられている。
同映画は、中谷美紀さん主演『嫌われ松子の一生』や、松たか子さん主演『告白』を撮影した中島哲也監督の7年ぶりとなる新作映画。
中島監督は2014年公開の『渇き。』のレイプシーンの撮影をめぐり、レイプ被害に遭う役を演じた女優から「事前説明を行わなかったり、約束を反故にしたり、不誠実な対応をいくつもとられた。監督、プロデューサーらから組織的な性加害を受けた」と、2022年の「週刊文春」(文藝春秋)を通じ告発されていた。
当時、文春からの質問状を中島監督は読もうともせず、未読のまま破棄したとも伝えられていた。
(文/等々力おさむ)
~ライター略歴~
山梨県出身
かつては某俳優の付き人を務めていた
現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中