11日の「サンスポ」(産経新聞社)が、骨折で療養中の歌手のMISIAさんが近く復帰すると報じている。
記事には、11月15日にTBSの『news23』の乗馬ロケで落馬により背骨の一部を骨折し、全治6週間の診断を受けていたMISIAさんが順調に回復してきていること、担当医から「歌っても大丈夫」と許可が出たため、19~20日と東京・丸の内の東京国際フォーラムで行われるクリスマスライブでステージ復帰することが決まったこと、昨夜MISIAさんは所属事務所を通じて「ご心配、ご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんでした」「ケガの方も回復してきており、無理せずに少しずつ歌っていきたい」とコメントを発表したこと、25日の『ミュージックステーション ウルトラSUPER LIVE2020』(テレビ朝日系)や大晦日の『紅白歌合戦』(NHK)といった生放送にも出演することなどが綴られている。
「スタッフの動きによってMISIAさんのまたがる馬を刺激して、怪我を負わせることになってしまったTBSとしては相当安堵してると思いますよ。
怪我の影響ですでに中止になってしまったステージがある中で、出場が決まっていた紅白をキャンセルするような事態になれば、TBSへの批判はますます強まっていたでしょうからね。
ただ、当初はTBSに非がないかのような表現のコメントを出していましたし、後からそもそも謝意を示すような文言すらないものがそれ以前に用意されていたことも報じられて、TBSの評判はかなり悪くなってしまっています。
また、MISIAさんや所属事務所サイドの『補償は求めない』という姿勢に甘えて、TBSは中止せざるを得なくなったステージについても特に補償をするという態度は見せていませんからね。
『歌声を聞けるのは嬉しいけど、年内はゆっくり休んで欲しい』という声とともに、『TBSは補償を』という声が聞かれるのも致し方ないかと」(メディア記者)
MISIAさんの回復を喜びつつ、TBSが何らかの補償などを行うのか、その動向に注目したい。
(文/佐藤博幸)