2010年のドラフト会議で、ソフトバンクホークスからドラフト1位指名を受け、その後、楽天イーグルス、中日ドラゴンズでプレーし、2022年限りで現役を引退していた山下斐紹さんが、起訴されていたことが4日、分かった。
山下被告は、今年10月にコカイン所持により麻薬取締法違反で起訴され、4日に初公判が行われた。
山下被告は現役引退後、バーの経営者へと転身。名古屋市中区の同バーにて、コカインを含む粉末(約0.458グラム)を所持したとされており、被告自身も起訴内容を認めている。
山下被告が1位指名されたドラフト会議で、ソフトバンクは2位で柳田悠岐選手、育成4位で千賀滉大投手、育成5位で牧原大成選手、育成6位で甲斐拓也選手を指名。
4選手はいずれも日本代表に選出されるなど、球界を代表するスター選手となっている。
(文/中牟田晃)