東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手が24日、自身のYouTubeチャンネルを更新。楽天との年俸交渉の結果、自由契約になることを希望し退団することになったと明かした。
楽天も球団として同日、11月30日に提出する予定の契約保留者名簿に田中投手を記載しないことを発表した。
楽天の石井一久シニアディレクター(SD)は、提示した減額制限を超える大幅減俸となる来季年俸額では交渉がまとまらず、形式として保留者名簿に掲載できない形となったこと、田中投手から最終的に「自由契約にしてほしい」との要望があったことを明かしている。
楽天、田中投手ともに来季年俸について具体的な金額は明かしていないが、これに言及する人物が現れた。
スポーツ界から芸能界まで幅広い情報に精通している元スポーツ選手によると、「楽天がマー君に提示したのは1500万円。これにマー君が納得せず去る決断をした」という。
果たして、今の田中投手に楽天よりも良い条件で契約を打診する球団は現れるのか。あと3勝で日米通算200勝に迫っている名投手の今後の動向に大きな注目が集まっている。
(文/潮崎達至)