数多くの映画やテレビドラマで活躍し、全国各地を自転車で回る旅番組でも親しまれた俳優の火野正平さんが今月14日に亡くなっていたことが分かった。75歳だった。
火野さんは、12歳のころから劇団『こまどり』に所属し、ドラマ『少年探偵団』などに出演。1973年には、大河ドラマ『国盗り物語』で演じた秀吉役で注目され、1974年には映画『俺の血は他人の血』に主演し、映画デビューを果たした。
稀代の「モテ男」としても名を馳せたほか、最近は小栗旬さんと親子役で出演するサントリーのクラフトウイスキー「メーカーズマーク」のCMも印象的だった。
4月より持病である腰痛の治療に励んでいたが、夏の腰部骨折を機に体調を崩し、最期まで仕事復帰を願っていたものの叶わなかったという。
火野さんのご冥福を衷心よりお祈り申し上げます。
(文/The Audience 編集部)