今オフにソフトバンクホークスから再度の育成契約を打診され、他球団との支配下契約を待つ方針を示していた仲田慶介が、西武ライオンズへの入団に合意していることを自らの口で語った。
仲田は、今シーズンの開幕直前に育成契約から支配下契約となり、貴重なユーティリティープレイヤーとして、強肩とガッツ溢れるプレースタイルで、1軍では24試合に出場し打率.214と投高打低の時代にあってはまずまずの数字を残した。
2軍では、打率.403、OPS.985、得点圏打率.421と圧倒的な成績を記録していた。
しかし、ソフトバンクが仲田に提示したのは、再育成契約だった。
仲田については、一部スポーツ紙が「西武入団へ」と報じていたものの、これまで確たる発表はなかった。
ところが、19日までに某スポーツ系YouTubeチャンネルに出演した仲田自身が「来シーズンは西武ライオンズでプレーする」と明言。
これにより、西武入りに向けた手続きが水面下で順調に進んでおり、近く西武から正式発表が行われることが決定的となった。
(文/千川ちひろ)