23日、「朝日新聞」が、メジャーデビュー前のアイドルが無許可の路上ライブを開催したことで道路交通法違反(道路不正使用)の疑いで書類送検されたと報じた。
アーティストが開く路上ライブで警察が摘発に踏み切るのは異例のこと。
20代の女性メンバー4人と、事務所の男性社長、事務所スタッフの20~50代の男女ら計10人と運営法人が書類送検された。
送検容疑は今年5月、JR新宿駅東南口の歩道で、道路使用許可を得ずにライブを開いたというもので、いずれも容疑を認めているという。
このグループは今年、大手レコード会社からメジャーデビューが決まっているとも報じていた。
ネットを中心に、メジャーデビューを間近に控えたタイミングで書類送検されたアイドルを特定しようという動きが活発化しており、中でも器楽奏者とボーカルの融合したユニット「CiON シーオン」の名前を挙げる声は多い。
シーオンは、ボーカルの栞音さんと愛佳さん、サックスの佳子さん、ユーフォニアムとトランペットの聖奈さん、ピアノの杏実さんの5人で構成される。
今回摘発を受けたのは「女性メンバー4人」とあるため、「違うのではないか」と見る向きもある。一方で、「1人は10代だから摘発対象からはずれて、20代の4人が摘発されたのでは」との声も。
なお、シーオンは、ことし12月25日にavex(エイベックス)よりメジャーデビューすることが決まっており、ことし5月6日に新宿駅前で路上ライブを実施していた。
(文/等々力おさむ)
~ライター略歴~
山梨県出身
かつては某俳優の付き人を務めていた
現在は芸能ネタを中心にライターとして活動中