プロ野球・ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手がオーナーを務める、JRA所属の競走馬アクアプローヴァが13日、京都5Rの新馬戦でデビューを迎えた。
アクアプローヴァはダッシュ良くスタートを切ると、道中は2番手で追走。良い手応えで最後の直線を迎えるとそのまま突き抜けるかに見えたが、直線半ばで急減速。みるみる後退し、先頭から5.9秒の大差でゴール。
その後、レース中に左第1趾骨粉砕骨折を発症していたことが判明し、予後不良となった。
16日からクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージを戦う柳田選手には、愛馬の急逝という悲しみを乗り越えての活躍が期待される。
(文/中牟田晃)