昨年5月に6人のJRA若手騎手が一斉に長期の騎乗停止になって以来、大きな問題となりながらもいまだに止む気配のない、騎手による調整ルームへのスマートフォンやタブレット端末などの通信機器持ち込み。
7日にも、永野猛蔵騎手と小林勝太騎手の2騎手が、いずれも通信機器を持ち込み外部と通信していたことによる騎乗停止処分を発表されたばかり。
そんな中、9日の「週刊文春 電子版」(文藝春秋)が、これまでに同様の問題を起こさず優等生とみられていた藤田菜七子騎手について、バレていないだけで何度も通信機器を持ち込んでいることをスクープした。
文春では藤田騎手が外部と通信した履歴の証拠まで入手しているということで、今後、藤田騎手が数ヶ月にわたる騎乗停止処分をJRAから受ける可能性も考えられる。
(文/豊田武志)