旧ジャニーズ事務所の年末恒例イベント「カウコン」こと「ジャニーズカウントダウンライブ」。
昨年は性加害問題などにより開催が見送られた同イベントが、旧ジャニーズ事務所の後継であるSTARTO ENTERTAINMENTのもとで実施される方向だという。
例年、同イベントを中継してきたフジテレビも、数字がとれるとの判断から中継に前のめりだと、18日の「東スポ」が報じている。
だが、STARTOは紛れもなく旧ジャニーズ事務所=現・SMILE-UP.が看板を挿げ替えただけの中身は同じ会社。
旧ジャニーズ事務所は、性加害や業界に対する圧力・忖度などをめぐる2度目の会見に、委託先の会社に起因するものとはいえ、問題があったことを認めているにもかかわらず、3度目の会見、やり直し会見については一向に開催する気配がない。
もう問題は片付いたと言わんばかりに、SMILE-UP.の東山紀之さんとSTARTOの福田淳さん、両社の社長がつい先日、ドジャース・大谷翔平選手の試合を現地で仲良く観戦してもいた。
旧ジャニーズ事務所、そして問題追及をやめお金儲けに盲進するメディア。こんなことが許されていいのだろうか。
(文/福田優太郎)