8月31日から9月1日にかけて放送された日本テレビ系特番『24時間テレビ』。
同番組の瞬間最高視聴率は、1日20時45分に記録した25.4%、番組終盤「PART10」(1日19:00~20:54)の平均世帯視聴率が19.7%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが2日、分かった。
STARTO ENTERTAINMENTの7人組アイドルグループ「なにわ男子」がメインパーソナリティー、タレントのヒロミさんがマラソンランナーを務めた昨年(2023年)は、瞬間最高視聴率が24.8%、PART10の平均視聴率が19.5%だった。
いずれも今年の方が視聴率が向上したのは、マラソンランナーを務めたピン芸人のやす子さんの注目度の高さによるところが大きいだろう。
やす子さんは8月初頭にパリ五輪になぞらえ「やす子オリンピック 生きてるだけで偉いので皆 優勝でーす」とX(旧Twitter)に投稿。これを引用し、芸人YouTuber・フワちゃんが「おまえは偉くないので、死んでくださーい 予選敗退です」と信じがたい暴言投稿を行い大騒動に。
結果として、フワちゃんは芸能活動休止に追い込まれる事態となったものの、その一方で、やす子さんに対する世間の支持と注目を集めることに貢献したのも事実。
さらに、『24時間テレビ』の放送開始直前に、フワちゃんの問題投稿はお笑いコンビ・Aマッソの加納愛子さんがきっかけだったと「NEWSポストセブン」(小学館)が報道。再び、やす子さんに対する世間の支持と注目を高めた。
なお、YouTube『よにのちゃんねる』の二宮和也さん、山田涼介さん、菊池風磨さん、中丸雄一さんがメインパーソナリティー、お笑いコンビ・EXITの兼近大樹さんがマラソンランナーを務めた一昨年(2022年)は、瞬間最高視聴率が28.9%、PART10の平均視聴率が22.2%だった。
(文/吉良栄蔵)